金融政策 2022 10 29

 最近の急激な円安は輸入大国の日本には、
大きな打撃となります。
 そのため政府は為替介入によって、
円安が進むのを阻止していますが、
日本銀行が超低金利政策を維持していますので、
利上げを急いできた欧米とは金利差が開いています。
 外国人は、日本で資金調達して、
金利の高い国で運用すれば儲かると考えるでしょう。
 日本人も、手持ちの日本円を売って、
アメリカ国債を買えば儲かると考えるでしょう。
 その結果、円安が進んでいます。
日本も利上げすれば円安は止まるでしょう。
 経済評論家によると、
世界は利上げによって金融引き締めに動いていますので、
日本が金融緩和を続けることによって、
世界への資金供給源になっていると言います。
 それはともかく、利上げが必要だと思います。
今は、日本でも物価高なので実質金利はマイナスです。
簡単に言えば、実質金利=名目金利−インフレ率です。
 デフレの時代は、インフレ率がマイナスだったので、
たとえ名目金利がゼロでも実質金利は高かったと言えますが、
今は、インフレの時代なので利上げが必要です。



































































































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